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このサイトを運営している鈴木悠太です。
自衛隊を退職した後、半年間成果ゼロでした。
月400時間を超える労働、約300万円の投資損失、そして自衛隊を退職してからも変われなかった半年間。華やかなきっかけではありませんでした。本を読んでも変わらず、お金を失い、体を壊して、ようやく気づいたというのが正直なところです。
この記事では、私がなぜ不労所得を学び直すことになったのか、その経緯をお伝えします。
21歳、父の自己破産
防衛大学校在学中の21歳のとき、父が自己破産しました。
そのとき初めて、立ち止まって考えました。
「自分はこれまで、自分で何かを選んだことがあっただろうか」
進学も、誰かの事情や環境に流されて決めてきた。自分の意志で選んだものが、何もなかった。その気づきが、すべての出発点でした。
22歳、一冊の本との出会い
同じく在学中の22歳のとき、何かを変えなければという思いで本を読み漁っていたとき、資産形成についての一冊の本に出会いました。
資産と負債の違い、お金に働かせるという発想、決まった働き方から抜け出すという考え方。読んでいて「これだ」と思いました。付箋を貼って、メモもしました。
「これで変われる」と確信していました。
23〜27歳、株式投資で約300万円を失う
卒業後に陸上自衛隊に就職し、その本の影響で株式投資を始めました。資産を作るための第一歩のつもりでした。
しかし結果は、約4年間で300万円ほどの損失。
「資産を買う」という行動だけを真似していましたが、なぜその銘柄なのか、なぜそのタイミングなのか、自分の中で説明できないまま動いていました。お金の流れを設計する視点が、そもそも抜けていたんです。
同じ時期、月400時間を超える労働が続いていました。体調を崩しても、休む選択肢がない。投資でお金を失いながら、体を壊しながら、それでも働き続ける日々でした。
「本を読んで、資産を作ろうとしたのに、なぜこうなるのか」
答えが出ないまま、時間だけが過ぎていきました。
肺炎になっていたことに気づかなかった
25歳の3月から4月にかけて、自衛隊の仕事で負荷の大きなものを3つ同時並行でこなしていました。体調はひどかった。でも、休む選択肢がなかった。というより、休もうという発想がなかった。仕事があるから働く。それだけでした。
4月に定期健康診断があり、5月に自衛隊病院に呼ばれました。医師にレントゲン写真を2枚見せられました。その2枚を並べながら、医師はこう言いました。
「鈴木さん、1ヶ月前に肺炎でしたよ。もう治ってますけどね」
1日も休まずに、肺炎を治していました。
そのとき思ったのは、「同じことを30代・40代でやるのは嫌だ」ということでした。20代だから体が持った。でも、これを10年・20年続けることはできない。
300万円の失敗から学んだこと
300万円を失った経験を、今どう見ているかというと、プラスとマイナスの両方があります。
マイナス面
当然ですが、お金が減りました。その分、次の一手を打つための元手が少なくなった。時間的なロスもあります。20代前半の4年間を、ほとんど学びのない投資に使ってしまいました。
プラス面
「適当にやっていたらそうなる」という事実を、身をもって理解できた。現状把握をしない、学びを取り入れない、ただなんとなく動く。これがどういう結果を生むかを、お金という形で経験しました。
それ以上に大きかったのは、「失敗を環境や状況のせいにしなくなった」ことです。以前は、うまくいかないことがあると「忙しかったから」「タイミングが悪かったから」という方向に意識が向いていました。でも300万円の失敗を振り返ったとき、全部自分が選んでいたことに気づきました。
環境や状況のせいにすることをやめると、「では自分はどう選ぶか」という発想になります。これが今の自分の土台になっています。
読んでも変わらなかった、その理由
後になって分かったことがあります。
あの本を読んで「なるほど」と思った感覚は本物でした。でも、「理解した」と「できる」の間には大きなギャップがあります。
私は本の内容を理解したつもりで、「資産を買う」という行動だけを真似しました。でも、お金の流れを設計する視点が抜けていた。何のために投資するのか、どういう構造を作りたいのかという土台がないまま動いていたのです。
本は「考え方」を教えてくれますが、「自分の状況に合った具体的な一手」は教えてくれません。その橋渡しがなかったことが、変わらなかった本当の理由でした。
自衛隊を退職、そして半年間成果ゼロ
「自分の生き方を、自分で選べる人間になりたい」
自衛隊を退職することは、簡単な決断ではありませんでした。それでもその想いで陸上自衛隊を退職し、身一つで独立しました。
しかし、まさかの半年間成果ゼロ。またしても変わらない現実がありました。
うまくいかない原因を外に探し続けていたとき、気づきました。問題は環境でも運でもなく、自分自身のお金と収入に対する考え方にあることに。
あの本を読んでいたはずなのに、考え方の土台が作られていなかった。本を読んで理解した気になっていただけで、実際には何も変わっていなかったのです。
考え方の土台を作り直して、変わったこと
改めてお金の流れを本質から学び直しました。資産と負債の違い、労働収入と不労所得の違い、お金を設計する視点。今度は「理解した気になる」ではなく、自分の状況に落とし込みながら。
変わったのは方法ではなく、考え方でした。
あのとき足りなかったのは、やる気でも根性でも才能でもありませんでした。考え方の土台と、それを自分の状況に落とし込む場だったのだと、今は確信しています。
同じ経験をしている人に届けたい
このサイトを始めたのは、本を読んだ、副業を試した、投資も始めた。それでも変わらない。そういう人が、変わらない原因に気づくきっかけを作りたいという思いからです。
変わらなかったのは、意志が弱いからでも、センスがないからでもありません。考え方の土台が作られていなかっただけです。
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